「風向き変えたら安くなりました!」整理収納アドバイザー&女性約100人に聞く「冬の節電テク」 | anan Beauty+

100人調査

冬本番。身体の芯から冷える寒い日が続きます。暖房器具を使用して室内を暖めればよいのですが、気になるのが電気代。そこで、整理収納アドバイザーや健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「暖房などの電気代を節約つつ暖かく過ごす工夫」を教えてもらいました。

整理収納アドバイザーに聞いた「電気代を抑えつつ部屋を暖めるコツ」

資源エネルギー庁によると、エアコンを使用時に室内温度を22℃から20℃に下げた場合、約2.7%の節電効果があるとされています(※1)。寒い季節にエアコンなどの暖房器具の使用は必須ですが、なるべく暖房費を抑えたいと思うなら、やはりエアコンの設定温度を上げ過ぎないことが大切なポイントです。

暖房を上手に使うことで効率的に部屋を暖かく保ち、電気代を少しずつ安く抑えられます。寒さが厳しくてもお部屋で暖かく過ごすための工夫をご紹介します。

1. エアコンは自動運転にする

©のぞみ

電気代を節約しようとこまめに電源のオンオフをくり返すと、起動するたびに電気代が余計にかかってしまい、実は節電効果があまり高くないという説があります。そこで筆者宅では、ずっと部屋にいる場合や30分~1時間ほどの短時間の外出であれば、自動運転で温度調節を任せるようにしています。

2. エアコンのフィルターを掃除する

©のぞみ

フィルターにほこりがたまると、エアコンの稼働効率が下がってしまいます。筆者宅では、2週間に一度は掃除機でほこりを吸い、汚れがひどい場合は中性洗剤でこすり洗いするようにしています。フィルター掃除をしっかり行うことで、暖房時に約0.8%(※1)の消費電力の削減になるとされていますよ。

3. 風向きは下向き、暖かい空気を循環させる

暖かい空気は部屋の上部に、冷たい空気は下部にたまりやすい性質があります。そのため、エアコンの風を下向きに設定して冷たい床から暖めていくことで、暖かい空気が効率よく部屋全体にいきわたりやすくなるのです。

エアコンを入れてもなんだか足元が寒いという場合は、サーキュレーターや空気清浄機を活用し部屋全体の空気を循環させ、室内の温度ムラをなくしましょう。ただし、サーキュレーターの風が直接人に当たる位置にあると体感温度が下がってしまうので、上手に風向きを調節してみてくださいね。

4. あったかグッズを使用する

部屋全体を暖める暖房器具の使用をできるだけ減らし、身の回りをピンポイントで暖かくするアイテムの活用もおすすめです!

©のぞみ

USBで給電できるホットマットもおすすめです。筆者宅で愛用しているのは40×45cmサイズのやわらかいマットで、軽くてコンパクト。電源を入れてから10秒ほどですぐに暖かくなります。モバイルバッテリーも使用可能なので、室内を移動したり外出先でも使えるのが便利です。

在宅ワークの際に使うと足全体が暖かくなり、とても気持ちがよいです。しかも、一日5時間使用しても一日あたりの電気代は約1.2円でした。家計に優しい点も素晴らしく、今年買ってよかったあったかアイテムで一番おすすめです。

【参照】
※1 資源エネルギー庁. 冬季の省エネ・節電メニュー

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。

※ 文・のぞみ
※ 2023年12月30日配信

女性約100人に聞いた「暖房などの電気代を節約する方法」

ライフスタイルやエコに関心が高いanan Beauty+clubのメンバー約100人に「暖房などの電気代を節約する方法」についてリサーチしました。

※anan Beauty+club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

窓に断熱シートを貼る

「窓に断熱シートを貼っています」(39歳・主婦)

部屋の空気が外に逃げるのを防ぎ、窓から伝わる冷気をシャットアウトしてくれる断熱シート。ニトリや楽天、Amazonなどで手軽に買うことができますし、100均でも店舗によっては購入することが可能。断熱効果のあるカーテンと併用して使うとより効果的です。

床暖房+加湿器をつける

「よほど寒くない場合は床暖房と加湿器だけで過ごします。リビングの床暖房をつけて部屋のドアを開け放つことで他の部屋もあたたまっていい感じに」(31歳・専門職)

「床暖房と加湿器だけででどこまで過ごせるか毎年チャレンジしている。意外と過ごせます」(42歳・主婦)

エアコンをつけないと寒そうな気がしますが、床暖房があれば意外と大丈夫との声多数。1つの部屋の床暖房だけで、他の部屋も暖かくなるとは驚きです。

筆者はエアコンと床暖房の両方を使ってしまって、昨年の冬の電気代にショックを受けた記憶があります…。何事も使い過ぎには注意したいものです。

南向きの日当たりのいい部屋に住んでいる

「高台の2階の南向きの部屋なので晴れた日はそもそもあたたかい」(40歳・主婦)

南向きの部屋は、大陽光が部屋にたくさん入ってくるためポカポカしてあたたかいんですよね。12月でも「まだ暖房をつけていない」という筆者の友人がいるのですが、その人の家も南向き。暖房をつけなくてもまだ寒くないのだとか。その分、夏はものすごく暑いそうです。

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。KALDIやシャトレーゼなどに詳しく、週7で自炊をするグルメ女子。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。フード、取材記事をメインに執筆中。

※ 文・市岡彩香
※ 2023年12月12日配信

電気代を抑えて賢く暖まりたい

寒くて身体が冷えると、なんだか心も沈んでしまいますよね。節電方法やあったかグッズはさまざまあります。アイデアをたくさん吸収して、自分の性格やライフスタイルに合うものを実践して、効率的に暖かく過ごしましょう!

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/94231/

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