梅雨どきの月経期間は、特に憂鬱になりがち。できるだけ快適に過ごしたいものですよね。今回は、毎月の月経をサポートしながら、環境にも優しくできるフェムケアを3つご紹介します。
梅雨どきも蒸れない! 環境にも配慮したフェムケア3選
梅雨シーズンはジメジメして、ただでさえ憂鬱なのに、月経が来るとさらに気分が落ちてしまいがち。
そこで、少しでも快適に過ごせるよう、月経アイテムを見直してみるのもよさそう。特に6月は5日に「世界環境デー」を迎えることから環境月間でもあります。毎月くる月経だからこそ、環境に配慮したアイテムを選んでみませんか? 今回は、環境にもやさしい3つのフェムケアを紹介します。
1. 月経用ナプキンにプラスして吸収力をプラス
ユニ・チャーム「ソフィ シンクロフィット 多い日の昼用」24コ入 ¥830(税込)
一つ目は、ナプキンにプラスして使うアイテム。デリケートゾーンに挟むだけで約2時間分(※1)の吸収力を発揮します。トイレにそのまま流せるのも便利なポイント。
実は環境にやさしいグッズでもあるんです。いつものナプキンと合わせて使うだけで、プラスチックを36%削減することにつながるのだとか! 同社の生理用ナプキン「はだおもい23cm羽つき」を2枚使用するところ、同商品を1枚使って「シンクロフィット」1枚を組み合せて使用した場合に得られる試算です。
ところで同社の調査(※2)では、約7割が「生理用品」などの衛生用品について、「サステナブル/持続可能な生活を目指し、選び方・使い方・捨て方などを考慮した行動をしたいとは思う」と回答しています。一方で「生理用品」に関して「既にサステナブルな行動をしている」と回答した人は、1割未満という結果でした。
環境配慮の意識は高いものの、どのように配慮すればわからないというのが、多くの人々の本音かも。そんなとき「シンクロフィット」選んで、ナプキンと重ね使いをすることで、“今できるサステナブル”な行動につながりそうです。
※1 個人差があるので、経血量に合わせて取り替えてください。
<商品情報>
ユニ・チャーム
「ソフィ シンクロフィット 多い日の昼用」
24コ入
¥830(税込)
2. 蒸れにくいメッシュ素材がうれしい吸水ショーツ
Bé-A「ベア エアライト ショーツ」ネイビー ¥4,950(税込)
サステナブルな吸水ショーツブランド『Bé-A〈ベア〉』の看板商品「ベア エアライト ショーツ」から新色のネイビーが登場(2024年4月発売)! 安心感とスリムの両方を叶えた、軽い日から普通の日用の吸収ショーツです。
吸水ショーツを選べば使い捨て用品を使う機会が減り、プラスチックごみも減らすことができるので、環境配慮の行動につながります。
ベア エアライト ショーツの吸水量は約60mlで、頼りになる7層構造。特殊な防水層などにより、漏れに強い安心感があります。梅雨や夏はショーツの蒸れが気になりますが、サイドにメッシュ素材を採用しているので、はき心地も快適。スリムなシルエットなので、違和感もありません。
気になるニオイにアプローチする消臭・抗菌防臭機能も備えていて衛生的なのも注目です。ネイビーが加わり、全5色・6サイズから選べるので、気分やコーデに合わせて選ぶのも楽しそう!
<商品情報>
Bé-A「ベア エアライト ショーツ」
ネイビー
¥4,950(税込)
3. 月経カップユーザーのための月経管理アプリ
インテグロ「Oh My Flow」アプリ画面イメージ
日本でも少しずつユーザーが増えている月経カップは、腟に直接挿入して経血をためることから、月経用ナプキンのようにあてがうものがなく、快適に過ごせます。
また月経カップは医療用シリコーンなどでできており、洗って繰り返し使えるので、長いと10年くらい使い続けられるそうです。そんな環境への優しさもメリットです。
2024年4月には月経カップや吸水ショーツを販売するインテグロが、月経カップユーザーに最適な月経管理アプリ「Oh My Flow(オーマイフロー)」のベータ版をリリースしました。
月経カップに溜まった経血の量、色、粘度を記録できるので、月経の傾向をより詳しく把握可能。経血量の記録は「経血量測定キットを使用して測定する方法」「目分量で測定する方法」「AIを活用したカメラで測定する方法」の3つから選べます。
月経周期や月経日数を管理している人は多いかもしれませんが、月経カップとアプリを使えばより正確な経血量を把握できることで、セルフケアや病気の早期発見にも役立ちそうです。
その他、アプリには月経カップの取り出し時間を通知する機能も備わっているので、うっかり取り出しを忘れる心配もなくなりそう。月経カップの利用が進めば、プラスチック削減にもつながりそうです。
<商品情報>
インテグロ「Oh My Flow」
スマートフォンアプリ
iOS版、Android版
梅雨時期の月経期間は、より憂鬱になりがちですが、これらのグッズを心機一転、取り入れることで、フレッシュな気持ちでこの時期を乗り越えられそう。地球にいいことをしている感覚も、快適に過ごすポイントかもしれませんよ。
Information
<筆者情報>
椎原茜
ライター。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで執筆中。
(C)Favebrush/AdobeStock
文・椎原茜